障害年金の請求をして不支給になった時

[記事公開日]2024/09/10
[最終更新日]2024/04/23
 Q 障害年金の請求を行い、「不支給」の決定が出た場合は諦めるしかないでしょうか      

A 不支給になった場合、「審査請求(不服申し立て)」と「再請求」の二つの方法があります。

「審査請求」は前回の決定を覆すような客観的な理由がなければ支給に至ることは困難です。また不支給の決定が出た後、三ヶ月以内に申出をする必要があるため速やかな請求が必要となります。認定されれば初診日からの決定となることがメリットです。

一方、「再請求」はもう一度診断書や受診状況申立書等の書類を一から揃え、請求を行うものです。同じように請求してもまた不支給となってしまう可能性が高いため、「生活・就労の困難さ」を正しく示していくことが必要です。また前回の請求書類も含めて判断をされますので合理性を欠かないように注意が必要です。

いずれの場合でも不支給決定書に同封されていた不支給となった理由をきちんと確認しなければなりません。また「不服申し立て」「再請求」の支給決定の可能性は大変低いため、初回の請求で確実に決定されるような準備を行っていくことが重要です。

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